イベント

暮れも押し詰まり、正月に向けて準備を始めました。

12月21日にはしめ縄づくり、歳神様をお迎えできるよう10か所に飾ります。

いままで毎年森地区の5~7名ほどのボランティア様に杏寿荘までお越しいただき、ご利用者様が見守るなか、しめ縄を作っていただいていましたが、今年は新型コロナで中止となりました。

そこで今年は職員中心にしめ縄づくりに挑戦です。

「形になっていますか?」・・・・・「なかなかいいんじゃないの」

長年培った技をご披露していただくご利用者様も・・・タ・助かります。「これは頭を紐で縛らなくてもほどけないよ!!」「すごい凄い」職員一同びっくりです。

玄関の「鶴・亀」をあしらいミカンをお供えできる立派なしめ縄は、職員の技術では到底不可能です。

実は森のボランティア「久保様」の作品です。今年も特別に作って届けていただきました。本当にありがとうございます。神様も気持ちよくお過ごしいただけることと思います。

12月28日には「餅つき」を行いました。

こちらも規模縮小ですが実施しました。いつもは地区のボランティア様協力のもと、お汁粉やきなこ餅を作りご利用者様に召し上がっていただいていましたが、今年はご利用者様に餅つきの雰囲気を味わっていただくことがメインとなります。召し上がっていただけないのが残念です。

皆さんに一生懸命餅つきをしていただきました。とても美味しい餅が出来上がりましたので神棚にお供えします。

12月29日、ご利用者様6名に生け花を活けていただきました。

年末年始、玄関に飾らせていただきます。

ご自分の作品に納得です。お疲れさまでした。

センスに溢れた作品ばかりです。玄関が華やかになりました。

今年もご利用者様にお手伝いいただきながら、新年に向けた準備を進めることができました。

コロナに始まりコロナで終わった一年でした。閉塞感が強まるなか、ご利用者様に何ができ、ひとり一人そのご利用者様らしく過ごしていただくにはどうすればよいか、ご家族様が何を望んでいらっしゃるか等々・・・・・新しい発想でどのように介護ケアを展開すべきかを考えさせられる機会ともなりました。

新型コロナが早期に終息し、来年がより良い年になりますよう!! 祈っています。